冠動脈瘤以外の合併症

川崎病の一番問題となる合併症は、冠動脈の血管の壁に炎症が起こることでできる冠動脈瘤ですが、その他にも以下のような合併症が知られています。

心筋炎・心膜炎・心臓の弁の異常・肝臓障害・胆のうが腫れる・関節炎・関節痛・尿に蛋白が出る・無菌性髄膜炎などで、全身の多くの臓器に合併症の症状が現れます。

しかし程度の軽いものが多く、重症なものはまれで、ほとんどの場合は一時的なものになります。

実際に娘は、関節痛・肝機能障害・無菌性髄膜炎を体験しました。

初めて川崎病になった時は膝の関節痛があって、自力で立って歩くことができませんでした。まだ1歳6カ月だったこともあり、筋力等がまだ発達しきれていないというのもあるのかもしれませんが、γグロブリンを投与して熱が下がってくると、自分で立てるようになったので、関節痛があったのだと思っています。

また2回目に発症した時には、血液検査の結果を教えてもらう時に、肝機能の数値が少し悪くなっていますとの報告を受けました。しかし、これもγグロブリンを投与して快方に向かってくると、数値も正常になりました。

さらに4回目の時は、熱がある時は、とにかく頭痛がひどくて頭をあげることができませんでした。なので、主治医からの説明は特にありませんでしたが、軽い無菌性髄膜炎を起こしていたのではないかと思っています。しかし、この場合も熱が落ち着いてくると、頭痛もなくなっていました。

このように冠動脈瘤以外の合併症と見られる症状は、入院中、色々と出ていましたが、熱が下がるといずれも解消しました。

説明にも「一時的なものであまり重症化することはない」とあるので、あまり神経質にならなくてもいいと思います。

でも、子どもが辛い思いをしていると、なんとかしてあげたいと思うのが親心だと思いますが、とにかく時間が薬だと思って焦らず、見守ってあげてくださいね。