スイミングを始める

川崎病を何度も繰り返す娘の様子をみて、なんとか生活スタイルを変更して、発症しない体を作りたいと考え、合成洗剤をやめたり、指しゃぶりをやめさせたり色々なことに取り組みました。

特に4回目の発症の時は予後が悪く、5カ月もの間、首のリンパの腫れが続き、運動ができないのはもちろん、普通に体を起こして頭を支えることもできず、ゆっくりしていることが多かったので、体力もずいぶん落ちていました。

そんな時、娘の幼稚園のお友達がママと一緒に遊びに来てくれました。

その子は3歳の時、高熱によって脳炎をおこし、少し脳に障害が残っているお子さんでした。

でも、ママからそのことを聞かされるまで、私はその子が脳に障害があるなんてちっとも分かりませんでした。

そしてどうしたらそんなに回復するのかを尋ねたら、主治医から「脳を活性化させるためにも体力をつけるためにも、スイミングがいいからスイミングを習わせるように。」と言われたからスイミングを習わせているよ。と教えてくれました。

その時は「へ~、スイミングねぇ。」と思ったのですが、体力がついたら病気にかかりにくくなるし、かかったとしても軽くすみそうだからいいかもと思い、4回目の発症後、1年たってスイミングを習い始めました。

 

私の住んでいる地域には2つのスイミングスクールがあります。

どちらにするか悩んだ私は、それぞれの体験教室を受講しました。

教えることにはさほど違いはないのですが、1つのスイミングスクールは「川崎病になったことがある子は、医師の診断書が必要です」との説明文が一文記されていました。

なので、そのことについてお尋ねすると、「スイミングをスタートしてすぐは、お顔を水につけたりするだけで、そんなに激しい運動ではないけれども、上達していくと1時間ずっと泳いでいて、心臓にも負担がかかるので、一応お医者様の診断書を提出していただいているんです。」と答えてくださいました。

その説明を聞いて、私はそのスイミングスクールにとても好意を持ったし、川崎病についての理解もしっかりと持っていらっしゃたので、これなら安心して娘を預けることができると考えここで習わせることにしました。

しかし、スイミングをスタートして、約1年後。。。

またしても、娘は川崎病を発症してしまいました。

この時は6歳8カ月で、意思表示もしっかりとできるようになっていたので、口でしっかりと自分の病状の説明もできていました。

なので、川崎病の可能性がとても高いから早めに入院しようということで、発熱後4日目には入院し、抗生剤の点滴をスタートしました。

すると、抗生剤を点滴と一緒に入れてだけで、だんだん病状が快方に向かい、ガンマグロブリンを利用しなくてもしっかりと熱が下がり、心臓の冠動脈瘤も見つかりませんでした。

でも、その後しっかりと指の皮はむけたので川崎病だったことは間違いありません。

この回復の様子をみて、スイミングを習って体力をつけていたから、抗生剤だけで元気になったのだと感じました。

さらに、スイミングを始めて2年後の心臓のエコー検査と心電図の検査では、主治医から、
「異常ありません。心拍もすごくしっかり打っているからいい感じですよ。スイミングをされているからでしょうね。」と言っていただきました。

この言葉を聞いた時には、本当にスイミングを習わせてよかったなぁと思いました。

娘の場合、スイミングをスタートしても川崎病に再度かかりましたが、でも体力をつけることで、かかったとしても最低限の治療で回復できたので本当にスイミングをやって良かったと思っています。

スイミング、私はオススメです^^